絶対別れる!離婚相談あれこれ

ある日忽然と姿を消した妻と子供たち

私の友人の話です。彼は、割と自由奔放な性格をしていて、趣味も多い自由人です。仕事は弁理士で、そこそこ収入も多く、郊外の一軒家で妻と2人の息子と暮らしています。

彼は40代後半、妻は40代前半、子供は小学校に通っています。彼は、2人の息子たちを愛し、週末には、釣りやキャンプに連れて行く様なアクティブな父親でした。
でも彼は他にも、バイク仲間がいてツーリングに行ったり、家族を置いて海外旅行に行ったりしていた様です。家族も大切にしていたし、自分の趣味の時間も大切にしていました。

しかし、奥さんはそうは考えていなかった様です。奥さんは専業主婦でした。
彼女は、自分の趣味の為の外出が多い彼に対し、もっと自分たちに時間を割く様に要求をする様になります。彼は、要求をのんで、趣味の時間を減らす様に努めました。

そんなある日、彼が東京出張から帰ってみると、家には誰もいませんでした。勿論子供2人もいません。そして、家の中の家具のそのほとんど全てが持ち出されていました。

唖然とした彼の目に入ってきたのが離婚届と子供たちからのお別れの手紙だったそうです。

彼は、それをみて号泣したそうです。彼は、妻と別れる事にはこだわらなかったのですが、子供2人と別れる事には納得ができませんでした。
しかし、自分1人で子供2人を育てる事は難しいと考え離婚に同意し、それなりの財産をあげたそうです。

そうして、意気消沈しながらも1人での生活に慣れた頃、奥さんの弁護士から新たな財産分与の要求が来ました。彼は元妻の行動に驚愕したそうです。
そして、彼も弁護士を雇い家裁での調停の結果、彼は追加の財産分与は払わなくても良いよう収まりました。

DATE:2017/7/18